【佐賀牛レシピNo.07】揚げ野菜添え 旨味100% 佐賀牛クリブロックのスパイスカレー
旨味たっぷりの「クリ」を余すところなく使った贅沢カレー。
肉はカットせずに圧力鍋で下茹でして旨みを閉じ込め、茹で汁も使います。 スパイスから作る本格カレーです。
大まかな手順
大まかな手順
- 飴色玉ねぎの玉ねぎを冷凍する。(3時間前〜前日に用意)
- ご飯を炊いておく。
- 牛肉を圧力鍋で下茹でする。
- 飴色玉ねぎを作る。
- カレーを作る。
- 揚げ野菜を準備する。
用意しておくもの
ホールスパイスを入れるティーバッグ。(ガーゼでも可)
牛クリブロックのスパイスカレー
材料(4人分)※作りやすい量 | |
[A]佐賀牛クリ塊肉 | 600g |
[A]水 | 1.5L |
[B]玉ねぎ | 2個 |
[B]サラダ油 | |
[B]塩 | 小さじ1/2 |
[B]水 | 大さじ1 |
[C]サラダ油(スパイス用) | 大さじ2 |
[C]カルダモン(ホール) | 6粒 |
[C]クローブ(ホール) | 6粒 |
赤唐辛子 | 1本 |
にんにく(みじん切り) | 2かけ分 |
生姜(みじん切り) | 1かけ分 |
トマトペースト | 大さじ2 |
薄力粉 | 大さじ1 |
[D]コリアンダーパウダー | 小さじ2 |
[D]ターメリック | 小さじ1 |
[D]ガラムマサラパウダー | 小さじ1 |
[D]ブラックペッパー(ひいたもの) | 小さじ1 |
[D]クミンパウダー | 小さじ1/2 |
[D]レッドチリパウダー | 小さじ1/2 |
[D]塩 | 小さじ1 |
牛肉の茹で汁 | 2カップ |
にんじん(すりおろし) | 小1/2本分(約90g) |
りんご(すりおろし) | 小1/2個(約90g) |
はちみつ | 小さじ1 |
トッピング:なす | 2本 |
トッピング:ズッキーニ | 1本 |
ごはん | 適量 |
作り方 |
①玉ねぎは繊維を断つように薄切りにし、保存袋に入れて平らにならして冷凍しておく。 |
②<肉の下処理>※[A]の材料 佐賀牛クリ塊肉はカットせずに[A]の分量の水とともに圧力鍋に入れて強火にかけ、沸騰したら弱火に落として20分加圧して火を止め、そのまま冷ます。 ※圧力鍋を使わない場合:分量はそのままで、フタがピッタリと閉まる厚手の鍋に入れて沸騰してから弱火でアクを取りながら1時間半ほど柔らかくなるまで煮る(水が少なくなってきたら、様子を見ながら少しずつ水を足す) |
③<飴色玉ねぎを作る>※[B]の材料 フライパンにサラダ油と冷凍した玉ねぎを入れて強めの中火にかけ、木べらでほぐしながら炒める。 ほぐれてきたら塩を加えて全体に混ぜ、玉ねぎをフライパン全面に広げ3分ほど表面を焼くように火を通す(混ぜない)。 薄く色づいてきたらざっと混ぜて先ほどと同様にフライパン全体に広げて表面を焼く。これを10分ほど繰り返し、薄茶色になってきたら分量の水を加えて全体に水分を行き渡らせ、飴色(濃いめの茶色)になるまでまた同じように繰り返す。出来上がった飴色玉ねぎは一旦別の皿に移しておく。 ※大体20分ほどで飴色になるイメージ。 ※前日に作って冷蔵保存しておいてもよい。 |
④<カレーを作る> 鍋に[C]の材料を全て入れて中火にかけ、カルダモンが膨らんできたらカルダモンとクローブを両方取り出し、ティーバッグに入れておく(ガーゼに包んでぎゅっと縛っても良い)※煮込に使用。 |
⑤同じ鍋にサラダ油大さじ1(分量外)を追加し、赤唐辛子、にんにく、生姜を入れて炒める。 香りが立ってきたら飴色玉ねぎを加えてざっと炒め、トマトペーストを加えて中火で2分ほど炒める。 さらに小麦粉を加えて粉気がなくなるまで炒める。 |
⑥弱火に落として[D]の材料を入れて1分ほど炒める。 |
⑦牛肉の茹で汁を少しずつ加えて伸ばし、すりおろしたにんじんとりんご、はちみつを加えて10分煮る。 |
⑧下茹でしておいた肉を大きめの一口大にカットし、⑦に加えてフタをして30分煮込み、塩こしょうで味をととのえる。 |
⑨トッピングのなすは縦半分に切って表面に切れ目を入れ、ズッキーニは1.5cm厚さにカットし、油(分量外)で揚げる。 |
⑩器にごはんを盛り、⑧のカレーと⑨の野菜を乗せて完成。お好みでタイム等のハーブを散らす。 |
ポイント
- 飴色玉ねぎは、冷凍しないで炒めるととても時間がかかりますが、冷凍することで玉ねぎ内の水分が膨張し、細胞壁を破壊します。細胞壁が破壊された状態から炒めることで短時間で水分が出て飛ばしやすくなり、時間が短縮されます。
- スパイス類(ホール、パウダーともに)はスーパーで揃わない場合、ネット通販で手に入ります。あらかじめ配合された「カレー粉」でも代用できますが、その場合、微妙な味付けはメーカーの配合により変わりますのでご了承の上代用ください。またこの際の「カレー粉」はパウダータイプのカレールウではありませんのでくれぐれも注意してください。